書籍案内
公益法人の消費税
都井 清史 著
A5判・131頁
定価:1,715円+税
2004.8発行

消費税改正に対応、複雑な公益法人の消費税を図解入りで分かりやすく解説。
本書をマスターすれば税額計算はスムーズに。申告書作成手引入り。
平成元年4月1日に消費税が導入されてから十数年が経ちました。
消費税そのものは私たちの生活に溶け込んでいますが、その会計処理は依然として複雑でとてもとても溶け込んだとはいえません。特に公益法人における消費税は、営利法人とは異なり、特定収入や特定支出があるためその計算がより複雑となり、税務調査においても指摘事項として挙げられるケースが決して少なくありません。
本書では、この複雑な公益法人の消費税について、初心者の方にも理解していただけるよう、実務上間違えやすい課税・非課税・不課税の判定方式や借入金の取扱い、特定収入がある場合の個別対応方式と一括比例配分方式の比較など、公益法人特有の問題点に多くのページを割いて解説しています。
はじめに
1 基本的な仕組み
2 免税業者・簡易課税業者
3 消費税等の会計処理
4 消費税等の総額表示
5 取引の分類
6 非課税収入と特定収入が多いケースの取扱い
7 特定収入以外の収入の利用方法
8 個別対応方式と一括比例配分方式
9 借入金等の取扱い
10 勘定科目別の課税・非課税・不課税の判定
11 節税方法のまとめ
12 申告書作成のケーススタディー
★その他、練習問題1〜11、コラム等。